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松永 尚子*; 松原 慎一郎*; 加藤 篤志; 山野 秀将; Dderlein, C.*; Guillemin, E.*; Hirn, J.*
Proceedings of 27th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-27) (Internet), 8 Pages, 2019/05
本論文では、日仏の協力のもとに行われているフランスのナトリウム冷却高速炉(ASTRID)開発プログラムに対する、受動的炉停止機構として設置されるキュリー点電磁石(CPEM)の設計について述べる。CPEMの妥当性を確認するために、日本における自己作動型炉停止機構(SASS)に関する過去の一連の総合試験に基づき、CPEMの認定プログラムが開発される。本論文の主な成果は、設計要求を満たす高温ガス中の保持力試験の結果である。また、数値磁界解析の結果は、保持力試験と同様の傾向を示した。
諏訪 武; 森田 洋右
放射線と産業, (93), p.22 - 28, 2002/03
現在固体高分子型燃料電池(PEFC)に使用されているナフィオン等パーフルオロスルホン酸(PFS)膜の現状、さらに高性能で低コスト化を目指した高分子電解値膜(イオン交換膜)の開発状況,特に放射線グラフト法による膜に焦点をあてて紹介する。最後に、われわれの進めている架橋PTFEを基材に放射線グラフト法で作製したイオン交換膜の特徴を紹介する。イオン交換容量は0.5~3meq/g,含水率は20~150wt%,25における導電率は50~200mS/cmである。また、アルコール類に対する膨潤性は、ナフィオン膜に比較して小さく非常に安定である。
諏訪 武
ポリマーダイジェスト, 54(3), p.17 - 26, 2002/03
現在最も注目されている燃料電池は固体高分子型燃料電池(PEFC)である。まずPEFCの原理と構造について電解質膜の役割と関連づけて紹介する。現在使用されているナフィオン等のパーフルオロスルホン酸(PFS)膜の現状、さらに高性能で低コスト化を目指した高分子電解質膜の開発状況、特に放射線グラフト法で作製された電解質膜の特徴を紹介する。本法は、架橋型の高分子膜を用いた場には優れた電解質膜を作製できる可能性を有する。最後に、われわれの進めている架橋PTFEを基材に放射線グラフト法で作製した電解質膜の特徴を紹介する。
藤田 隆明; 久保 博孝; 杉江 達夫; 伊世井 宣明; 牛草 健吉
Fusion Engineering and Design, 34-35, p.289 - 292, 1997/03
被引用回数:68 パーセンタイル:96.84(Nuclear Science & Technology)電流分布測定のためのMSE(モーショナルシュタルク効果)偏光計をJT-60Uに設置した。偏光計は5本の視線を有し、加熱用中性粒子線から発せられるD線の成分を観測する。偏光角の測定はPEM(光弾性変調器)により行う。空間分解能は10cm程度である。本計測法においては窓ガラスによるファラデー回転による偏光角の変化等のためにオフセットが存在し、それを較正する必要がある。較正はプラズマを急速に動かすことにより行い、オフセット量を0.1~0.2度程度の精度で決定した。また高パワーの中性粒子入射加熱を行う時に偏光した背景光が観測されそれが測定に影響することが分かったので、背景光の偏光をモニターする機構を追加し、背景光の影響を補正した。本偏光計によりプラズマ電流のランプダウンや低域混成波電流駆動(LHCD)による電流分布の変化、加熱中の電流ランプアップによる負磁気シアーの生成等を測定した。
金子 義彦; 山下 哲行; 篠原 慶邦; 大部 誠; 秋濃 藤義; 片桐 正樹; 島崎 潤也; 大野 秋男; 大山 幸夫; 伊勢 武治
JAERI-M 86-125, 240 Pages, 1986/08
昭和60年度における原子炉工学部の研究活動状況をとりまとめた。原子炉工学部の研究は、多目的高温ガス炉および高転換軽水炉の開発、核融合炉の開発、および動燃事業団による液体金属冷却高速増殖炉の開発に密接に関連するものが多い。核デ-タと群定数、炉理論とコ-ド開発、積分実験と解析、核融合ニュ-トロニクス、遮蔽、原子炉計表、炉制御と異常診断、原子炉解体技術、および炉物理に関する研究委員会活動の各分野にわたり当該年度に得た多くの成果を述べている。
古川 和男; 山本 研; 二瓶 勲
JAERI 1129, 27 Pages, 1967/03
液体Na loop技術および関連技術の初期開発成果のうち1965年末までの成果を報告した。まず、使用された3本の試験ループ-すなわち、腐食試験ループ,精製法試験ループ,およびmother and daughter試験ループ系-の概要と運転経験を述べた。Mother and daughter試験ループは、mother loopで純度管理された一定不純物濃度のNaを用いて、数本のdaughter test loopで各種の実験をおこなう構成のものであり、技術開発にきわめて有用であった。次にループ内Na用精製装置(cold trap,cold finger,hot trap)の開発結果および標準運転法を示した。1st modelのcold trap酸化物捕獲性能は酸化物として1.3kg/30lであり、これはさらに約3倍改善されうることが結論された。その改善策の一つは、温度分布の可変制御である。腐食試験および浸炭試験結果も報告した。
磯 さち恵*; 本島 貴之*; 白瀬 光泰*; 小林 正人*; 中山 雅
no journal, ,
高レベル放射性廃棄物の地層処分事業において、廃棄体が定置された後に生じる周辺の隙間に対し、掘削土にベントナイト系材料を混合した埋め戻し材を用いて充填することが検討されている。これまで隙間充填技術として吹付け工法に関する地上試験を実施しており、2019年度は深度300m以深の地下坑道において実証試験を実施した。本発表では模擬PEM上部の開放部を対象とした地下環境下での充填施工性と品質を確認した。
本島 貴之*; 城 まゆみ*; 磯 さち恵*; 白瀬 光泰*; 小林 正人*; 中山 雅
no journal, ,
高レベル放射性廃棄物の地層処分事業における廃棄体の回収可能性の技術的実現性の観点では、廃棄体(PEM容器)を傷つけずに周囲の隙間充填材を除去する技術の開発が期待されている。これまでに、そのような技術の1つである流体的除去法として、塩水による土粒子の凝集現象に着目した低水圧除去に関する研究が進められている。一方、塩水利用が制限される条件に留意して、淡水による除去技術の技術開発を進めてきた。本発表では、同技術に関する、模擬廃棄体(模擬PEM)を用いた原位置試験(幌延URL、深度350m)における実規模実証試験の実施した結果について報告する。